2012/02/19

ルドン グランブーケを見てきました。

東京駅近く、三菱一号館美術館で開催されている「ルドン グランブーケ展」に行ってきました。外国人画家の中で一番ルドンが好きです。
一言でいうと「グランブーケすばらしい」。美しき青。幻想的花々。
展示最後の薄暗い部屋に一点だけ展示されていましたが、その前にしばしたたずみ、えもいわれぬ幸福感を味わいました。
縦248.3×横162.9㎝、キャンバスにパステル。フランス貴族のお城の食堂に飾られていた壁画で、ルドンは薄暗い食堂に飾るため、発色のよいパステルを選んだそうです。キャンバスにパステルをどうやって定着させたのかも不思議。
他の展示物は、岐阜県立美術館に所蔵されていたもので、以前西洋美術館で見たことのあるものがほとんどでしたが、何度見ても見飽きません。特に黒のシリーズは大好きです。
これはショップで見つけた版画ばかり集めた輸入ものの画集。ドローイングのお手本にしようと思います。
この有名な蜘蛛の版画も展示されています。3月4日まで。ぜひ足を運んでみてください。

ちなみに下のペーパーパレットはf6サイズの一番大きなもの。以前、水野暁さんが使用しているのを見たので真似てみましたが、普段ガラスをパレットに使っている私には合いませんでした。絵の具の油分をパレットが吸い込んでしまうような気がします。面積が大きいのでたくさんの絵の具を混ぜる時に使用しています。
水野暁さんはこれを何冊も同時に使用されていました。描いている絵によってパレットを使い分けてらっしゃるのかな。以前の絵の具の混色具合などが残せるので、その点は便利かと思います。
パレットは他にもオーソドックスな木のものも持っていますが、透明色が透けて見えにくいです。ガラスでなければ白のデコラ張りが使いやすい。折りたたみ式のものは持ち運びにも便利です。

長年やっていると、消しゴムばかりでなくいろいろなものがたまりますね。

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